先輩教員が4月はじめに気をつけている学習規律の内容を知りたい!先輩先生に聞いてみた!
こんにちは、こちゃです。
今回は初任者教員のこんなお悩みを先輩先生に聞いてみました!
学習規律ってなんとなくわかるような気がするんだけど、説明してって言われたら難しいよね…
先輩先生からの回答
1年目の先生がやりやすい学習規律の内容
授業中に誰かが聞いてもやもやするような茶々が入ったら、それは絶対に止めさせないといけないです!
具体的な内容で悩んでいる方は、一度受け持つ学年の国語の教科書を全部読んでみてください。
そうすると、話の聞き方や話し方など、その学年のことが全て書いています。
物語文は読まなくていいので、「話し合いの方法」とかの部分を読むといいかと思います^^
それに沿って指導するのが目安になると思うよ!
指示はわかりやすく!
わかりにくい指示は学級が荒れる原因にもなります。注意してね!
スモールステップで指導していく!
これから話すことは具体的な学習規律の内容ではないんだけど、意識していることです!
先生って、子どもに対して「こういう姿になってほしいな」ってことがありますよね。
そこに向けてどういうステップを踏んでいったらその姿になるのかなってことを考えるようにしています。
仮に学校の学習規律に揃えることになったとしましょう。その揃える姿を想像したときに、どういうステップを踏んでいったらいいかなと想像をします。そして、ハードルを下げた状態からスタートします。
例えば「姿勢よく人の話を聞く」という学習規律があった場合、45分ずっと話を聞くのって難しいですよね。
だから最初は、挨拶の最初と最後は姿勢をよくするところからスタートするんです。
そして、これができるようになってきたら「友達が発表しているときに姿勢を正す」とか…。
一気に全部を指導しようとすると先生も子どももしんどくなると思うので、ハードルを下げて誰でもできる状態をスタートにするんです。それができるようになったら次のハードル、次のハードル…と進んでいくイメージです。
もちろんできるようになったことには「価値づけ」を行うようにしていきます!
「これできるようになったね」って実感させてあげます。
ものによっては違う場合もあるかもしれないですけどなるべく全員が飛べる小さなハードルからスタートして、1年間かけてゴールまでいくイメージです。
「価値づけ」についてはこちらの記事でもお話ししてくださっています!▼
cochaochablog.hatenablog.comそれから、そのスモールステップが「誰のためのスモールステップか」っていうのも大事だと思っています。
先生のためにやるスモールステップじゃない方がいいですよね!
子ども達がそれでプラスになって、「自分達のための学習規律」ってふうに思えるように…。理想論かもしれないですけど、そういう思いは持っていたいなと思っています。
1年目は難しいかもしれないですけど、うまくいかなかったとき、「子どもに求めすぎているかもしれない」って思い出してみてください^^
まとめ
- 1年目の先生がやりやすい学習規律の内容は、できていなかったらやり直させるなどして徹底させる
- 誰かが聞いて、もやもやするようなことは止めさせる
- 「1つの」指示で1つのことだけをやらせる。余計な情報は入れない
- スモールステップの視点を持とう!
最後まで読んでくださってありがとうございます(^-^)
ブログに来てくださったみなさんの疑問は少しスッキリしたでしょうか?
ふんわりした学習規律のイメージが具体的になりました!ありがとうございます!
みなさんのもやもやが軽くなるお手伝いができたら嬉しいです。