ひよっこノート

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「こうしたらよかったのか!」を集めた、初任者教員のためのブログ

子どもの机と椅子決めをしよう!スムーズに行うためにどう指示したらいい?

こんにちは、こちゃです。
今回は始業式当日に行う、子どもの机と椅子決めについて内容をまとめました!

スムーズに行うためにどう指示したらいいのか伝えていくよ!

絶対に知っていてほしい、教員と子どもの間の距離感

子どもと教員との間には、少し距離が必要です。

一定の距離がないと、子どもは先生を友だちのように感じてしまい、指示が通りにくくなってしまいます。
「なんで指示されないといけないの!?急に偉そうにしないでよ!」…なんて思われてしまうからです。

先生は子どもに「この先生の言うことは聞かなくちゃ」と思ってもらえる立場をキープする必要があるのです。

そのために、お互い敬語を使うようにします。
もし敬語を使わない子どもがいたら、

もう一度お願いします

とやり直しさせます。やり直しをさせることで、「守らないといけないこと」と学ぶのです。

信頼関係と仲の良さは違うので、注意しましょう!

初任者教員の中には「もう…敬語だって言っているのに…(甘えてくれてるのかな?かわいいなぁ)」なんて感じで流してしまう人がいます。
絶対NGです。流す=許すだと思ってください。

子どもの机とイス決めで必要な準備

当日必要な準備は以下の2点です。

  • 教室内で机とイスを低め・普通・高めに分けておくこと
  • 名前シールを1人2枚ずつ(イスと机用)作っておくこと

準備についてはこちらに詳しくまとめています。わからないことがあれば読んでみてください^^▼
cochaochablog.hatenablog.com

当日は、名前シールを貼るところまでは終わらせるようにしましょう。
名前シールを貼り終わらないと、こんなことが起こるからです。▼


机決めをしよう

大まかな流れ

大まかな流れは、マンガの通りです。

絶対にやってはいけない対応を紹介します。

マンガ6コマ目で机や椅子の高さが合わない子どもがいないかチェックする時、たくさんの子どもが手を挙げる可能性があります。
このときは、先生から見ても合わないなと感じた人だけ変えるようにします。

変えなくてもいいなと判断した人には「あなたはそのままで大丈夫です」と伝えたらいいです。

みんなの言うことを聞いてしまうと、大変だし、何より「この先生は言ったらなんでもしてくれる」と思われてしまうかもしれないからだよ

また、「⚪︎⚪︎さんと△△さん机をチェンジしましょう」と指示を出したとき、「えー」と言う子どもがいます。「僕はこれでちょうどいいでーす。変えたくありませーん」なんて子どももいるでしょう。

このとき先生は毅然な表情でじっ…と見つめて、子どもがドキッとしたところで「何か言いたいことがあるのですか」と言動をやり直させます。絶対に「あ…じゃあ、□□さんとチェンジしましょう」といった対応をとらないようにしましょう。

厳しく感じるかもしれないけど、4月はルールを身につける時期なので、わかりやすく・厳しくいきましょう!

時間内に終わるか不安な人は

マンガ7コマ目にある“新しい机と椅子を最初の出席番号順に席を戻すところ“まで終えたところで45分内にシールを貼り終えられそうか時計をチェックします。

もし貼り終えられなさそうであれば余った時間で出席番号1番の人から自己紹介(名前、好きな遊び)させていってもいいですね。

子どもに守ってほしい授業時間は、なるべく先生も守るようにしたいですね。

まとめ

余った時間は自己紹介

最後まで読んでくださってありがとうございます(^-^)
ブログに来てくださったみなさんの疑問は少しスッキリしたでしょうか?

みなさんのもやもやが軽くなるお手伝いができたら嬉しいです。