こんにちは、こちゃです。
今回は指示の出し方についてまとめました!
ここが上手くいっていないと、学級崩壊の原因になるよ∑(゚д゚lll)
先生が言ったことは絶対に守らせるということの大切さ
先生が言ったことは絶対!
4月は子どもに「この学級のルールを理解させる時期」です。
ルールを理解させるにはどうするのか。
先生が言ったことを絶対に守らせるのです。
4月の間は特に厳しく守らせるよ!
例えば、「今から読書タイムをします。忘れた人は教科書を読みます」と言ったのに子どもが「漢字練習でもいいですか?」と言ってきたとします。
こういうとき、(漢字練習でもまぁいいか…)と思って「いいよ」と答えてしまったら。
荒れます。
ここの場所に並びなさいと指示したのに別の場所に並んでいるのを見て(まぁ…ここでいっか)と思ってやり直させなかったら。
荒れます。
私の初任者教員時代の一例です。
荒れた学級を立て直すのはすご〜〜〜〜〜〜く大変!途中から厳しくしようとしたら「この間は僕たちの言うことを聞いてくれたのに、今更厳しくしないでよ!」と反発するからだよ
また、私は「指示は徹底する」のマンガの内容のように、子どもに伝えたルールを先生(私)が守らないという失敗もしました…。
当然ですが、先生が守っていないと子どもも守りません。
相手は小学生なので、「わかりやすさ」がとにかく大事です。
わかりやすさのためにも、一度伝えたルールは先生も徹底し、子どもにも徹底させましょう!
指示の出し方
それでは、学級開きを例にしながら指示の出し方のポイントをお伝えしていきます。
- 先生から子どもへのお話(自己紹介、学級への想い、絶対に許さないこと)
- 教科書を配る
- 子どもの机決め
- 一学期のめあて記入
今日はこのうち、『教科書を配る』の内容について触れていくよ!
先生から子どもへのお話の内容については下のリンク先で説明しています。まだ読んでいない人は読んでみてね!▼
cochaochablog.hatenablog.com
教科書配布
指示の出し方のポイント
大切なことなので何度も言いますが、『先生が言ったことは絶対』を忘れないように。
必ず全員が指示を守ったかどうかを確認してから次へ進むよう意識しましょう。
もしお話する子どもがいたらどうしたらいいの?
先生がお話している最中に、先生以外の違うところを見たり姿勢が崩れたりする子がいたら、話を途中でピタッとやめて本人が気づくまで待つといいよ!
また、先生の話の途中で質問をしてくる子どももいます。
そういうときは次のような対応をします。▼
もし、「話は最後まで聞きます。質問は最後に受け付けます」と言った後で、話の途中に質問してくる子がいたら、じっ…と見つめて子どもが「ダメなんだ」と気づくことができるようにします。もしくは無視して話を続けます(笑)
何かの作業の途中で指示を出したいときは一度注目させる
途中で指示を出したいときは、「一旦手を止めて先生を見てください」とお話し、これまた全員が手を止めてから追加で指示を出します。
手を止める必要もないと感じるときには、「作業したまま聞いてください」と伝えるといいよ
教科書配布後
教科書を配り終えたら、きちんと教科書が配られたかを確認します。
確認する方法は、
(全員が先生を見てから)それでは、今から教科書があるかを確認します。はい、国語の教科書を上に上げてください。ありますね。それじゃあ次、算数の教科書を…
と全教科上に上げさせて確認します。
確認後は、
それでは、教科書は机の中に片付けます。片付けたら前を向いてください
(前を向いたら)教科書は、家に帰ってから、名前を書いてきます
と話します。
持って帰って書かせるときには、必ず、各教科最初の授業で、教科書に名前が書いているかを確認しましょう!
そして、もし書いていなかったらその場で記名させます。
指示をしたことは、必ず確認します。これが学級経営では大事なことです。
全員が指示に従うまで、とにかく待つべし
先生は全員が指示に従うまで、待ちます。
全員が先生を見るまで。全員が片付けるまで。ひたすら待ちます。
そうすることで、子どもは「この先生、ちゃんと見る先生だ…!片付けなきゃ!」と勝手に焦ります(笑)これが大事です。
1日目は、子どもは「この先生怖い先生なのかな…怖くないのかな…」とこちら側の様子を伺っている状態なので、待つだけで揃います。
ただ、ささっと動くかは別です。ここら辺は、2日目から指導できるといいですね。
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございます(^-^)
ブログに来てくださったみなさんの疑問は少しスッキリしたでしょうか?
みなさんのもやもやが軽くなるお手伝いができたら嬉しいです。